あれから1ヶ月弱、
ということで買いました。
同じフィールドで生育された米が家に2種類同時に多量に存在する瞬間ってあんまない気がするし、「とうごう3号」と「あいちのかおり」をせっかくなので食べ比べてみました。
実施日 2023.12.25
〜その場にいた人たち〜
榊原
学生。クリスマスにバイトの契約が打ち切られたため収入がない。クリスマスの予定もない。
トイドラ
社会人。手取りは普通。クリスマスに仕事がある。
溝口
社会人。手取りが少ない。クリスマスは仕事が休みだが予定がない。
事前準備
米は3合炊きます。残りを冷凍して普段食べるためです。
入れすぎました。
気にせず水を入れます。
1回の洗浄で99%の表面の糠が剥がれると仮定して、冷水で3回研ぐことにしました。
これでほとんどの糠が米の表面から除去され、2品種の味の違いがより明確に現れるはずです。知らんけど。
あとは天命を待ちます。
実食
できました。これが「とうごう3号」です。
「鍋*1を食べる前に、米だけで食え」
「「ええ〜」」
コメント
「米の味がする」
「(あいちの香りと比べて)甘味が強いかも」
「炊き方の問題かもしれないが、米粒の感触がしっかりしている」
だそうです。結構オーソドックスな米の味がする気がします。「オーソドックスな米の味ってなに?」と思ったそこのあなたは米に対する解像度が低いので、一回ちゃんと味わって米を食べる経験をしましょう。
「あいちのかおり」を嗅ぐ
「あいちのかおり」というくらいなんだから、さぞかし香り高い品種なんでしょうね?と、開封直後の匂いを嗅いでみました。
「.......無臭*2。ビニールの匂いがする? 愛知って、ビニールのかおりがするんだなあ」
愛知県の匂いは「ビニールのかおり」であることがわかりました。やはり工業地帯だからでしょうか。嫌ですね。
「ビニールのかおり」実食
味まで愛知で、名古屋港味とか堀川味だったら嫌だなと思って食べました。
コメント
「味がしない」
「結構シャッキリしていて、あまり甘味とかは感じない」
「どぶろくとかにしたら美味しそうな感じ」
だそうです。
あいちの味は意外なことにとてもあっさりしていました。赤味噌の主張が強いから、米まで主張が強い必要はないということなのでしょうか。あるいは愛知県民の味蕾には味噌が詰まっているため正常な味覚判断ができないから米に味なんて必要ないということなのでしょうか。謎は深まるばかりです。
余談ですが、もしかしたら包装のビニールの匂いがきつすぎて米の香りが嗅げてなかったかもしれないので、ここでもちゃんと香りを嗅ぎました。うっすら甘い香りがしました。
おわりに
「米の味とかわかんなくね?」と思ってヘラヘラしながら臨んだ3人でしたが、意外なことに味の違いが感じられました。品種開発した人も浮かばれたことだろうと思います。これって傲慢でしょうか。
それではよいお年を。