大学生の自由帳

ペンギンパニックとエノキ工場の香り

生協ごまスティックを食べる人間の思考過程

 

 




 

エッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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暇だし、久々に食うか...。

 


サクサク...

 

さりげなく、ツヤツヤというかオイリーな感じのビスケットだ。ビスケットの甘さ、ごまの香ばしさとの親和性を感じる。おいしい。

 

甘いが、砂糖みたいな甘さじゃなくて、乳製品とか卵製品みたいな、さりげない甘さだ。ごまの風味がかなり遠慮がちに、ビスケットの甘さを引き立てるよう援護射撃しているのが分かる。

 

 

そういえば、2グリなくなっちゃうなぁ。

 

 

去年大学生の自由研究で開催したRTAサミットで「生協プレーンビスケット完食RTA」をやったけど、ふつうに「生協ごまスティック完食RTA」にすればよかったな。

 

いや、逆にやらなくて良かったかも。早食いするには、味わいが絶妙過ぎるから。早食いにはやっぱり、単純で単調で淡泊な味わいの食べ物や、ろくに味わわないで雑に消費しても後ろめたさとかもったいなさを感じさせない食べ物が向く。

 

ごまスティックは味わいもそうだが、プラのトレーみたいなのに入ってるし、プレーンビスケットと同じ価格なのに量は大体半分だしで、明らかにプレーンビスケットより格上だ。もし暴走トロッコが走る線路の分岐の先に同量のごまスティックとプレーンビスケットが縛り付けられていたら、我々にはプレーンビスケットを犠牲にごまスティックを救う倫理的義務がある。

 

 

などと言っていると、突然ごまの伏兵が刺しにくる。ビスケットの塩味とともに。

口が甘くなってくると塩味が、香ばしくなってくると甘みが、ほのかに引き立ってくる。シーソーゲームだ。いつだって君は曖昧なリアクションさ。

 

 

一緒にサンガリアのまろやかバナナ&ミルクを買ってきたが、失敗だったかも。牛乳とか飲みたい。

プレーンビスケットなら、こういう激甘ドリンクと一緒に食べても全く問題ない。MAXコーヒーとか。

 

というかプレーンビスケット、いつの間にか10g減量してたな。久々に会ったら痩せてる、小中学校の同級生みたいだ。

 

 

 

85g。飯代わりにするにはやや少ないが、おやつにしてはちょっと多い。シェアしたらちょうど良いのかもいれないが、みんなでお菓子食べるってなったら大概、ポテチとかえびせんとか”分かりやすい”お菓子が選ばれると思う。

 

いつ食べたら良いのか分からない。”ごまスティックを食べてもいい気分”はあっても、”ごまスティックが食べたい気分”はない。

 

こうなんか、味わいも量も微妙だから、なくなるんだろうな。なんなら名前も。

 

 

「ごまスティック」って、何なんだ。

 

ごまスティックの対義語って何だろう。「しおディスク」とかかな。しおディスクって、かなりえび満月な気がする。

 

ごまスティック的ネーミングでいけば、ひねり揚げってしおツイストだ。プレーンビスケットは、プレーンディスクか。

 

ごまスティックって、セサミ棒か。ごまスティックを人魚としたときに、魚面人(?)に相当する名前。

 

 

ふち、香ばしい。パンの耳だし、ごはんのおこげだ。

 

ヤバい、止まらん。まず来ることのない”会心の一撃”を求めて、ごまスティックに伸ばす手が止まらん。まんま現代人の生だ。

とかなんとかサクサク言ってたらなくなってました。皆さんも一日一日を大事に生きてください。

 

 

 

 

 

写真をあんまり撮れてなかったのが気になって、またノコノコと大学へごまスティックを買いに来た。内容の薄さを、画像の情報量で補おうという魂胆だ。

 

ブログ書くの上手くなりたいなあ。

そういえば、この前の「やれコレ」審査会の記事、なんで激バズしなかったんだろう。あの記事でさえ激バズしないこんな世の中じゃ...POISON。

 

 

それ町は置いといて、今度は教育学部棟の中庭で食べることにした。正直なところ、1グリは開放的過ぎてあんまり得意じゃない。

 

ここも前は正面がもっと茂みになっていて、もっと自分好みの場所だった。どうやら2グリも今より開放的な感じになるらしいな。

 

 

なんか机に刻まれている。最近来てなかったので忘れていたが、そういえば去年か一昨年くらいからある。やめて、独り言を刻むのは心だけにしてと、斎藤由貴がつぶやいた。

俺はこういう、不意に世界に漏れ出した誰かの何かが好きだ。

 

 

 

育ちのいいガキが食わされてそうな味のお菓子だ。ほどほどの甘さのビスケット。

ごまが弱いな。ごま、もうちょっと頑張れ。お前はごまスティックなんだから。

 

ビスケットの奥から微かに聞こえる、ごまの声なき叫びに耳を傾けなければ。

でも、ごまの声がギリ聞こえないぐらいが、ビスケットとしてはちょうどいいのかも。

 

 

うっかりすると思考が途絶する。味わいが微妙過ぎて。さざ波の音とか鳥のさえずり聞いていると眠くなるのに似てる。

 

うわ、防災無線だ。アニーローリーを水に溶かしたような音が流れてる。街が音と一緒に歪んでる気がする。撮れやしないが、一応写真。

 

 

 

そういえば何本入ってたんだろう。しまった、数えればよかった。思考が途絶してるうちに、もうトレーの底が見えてる。前もそうだった。

 

今日はあんまりごまスティックを褒められてないな。1グリより日当たりが悪いから、印象も悪化してるのかもしれない。

1グリより日当たり良いところなんかこの世にない。つまり、あれが最高ということか。

 

というか前回で割と言い尽くしたのかも。そもそも俺はビスケットソムリエではないので、味なんか正直よく分からない。ビスケットソムリエなんてこの世にいないと思うが。

ここまで書いてる味の感想、全部嘘です。そういえば今日はそれでいい日なのか。本当は、泥水で茹でたペットボトルみたいな味します。

 

ごまスティックは本当になくなるみたいです。

 

 

 

 

とにかく、凡庸なお菓子のようで、意外と無二のお菓子だということが分かった。

なくなるのは惜しいが、それほど悲しくないかも。ロックスターの夭折ではなく、往年のフォークシンガーの病没みたいな感じ。

次なくなるのは、ミルクケーキかな。あれはなんなんだ。