大学生の自由帳

ペンギンパニックとエノキ工場の香り

岐阜のストリップショーに行った話

ストリップショーに行きました。

MASAGOZA

今回行ったのは岐阜市内にある「まさご座」というお店です。

https://www.masagoza.com/

大学の友達に誘われ、興味本位で遊びにいきました。

個人的にとても刺激的な体験をしたので、この新鮮な記憶が残っているうちにストリップの良さを伝えたいなと思いました。

 

※性的表現が記載されています。

入店するまで

場所は柳ヶ瀬商店街の西外れにありました。

Google マップ

岐阜市内は岐阜駅と柳ヶ瀬商店街周辺を外れると一瞬で荒廃した商店街がずらっと並んでいます。

JR岐阜駅から歩くこと10分弱。見えてきました。

まさかのウェルカムアーチ

風営法によりストリップの規制も厳しくなったこの時代。てっきり私は細々活動しているものだと思っていましたが、堂々とかがげられているアーチに心打たれました。まさご座は2022年に70周年を迎えており歴史がこのアーチから伺えます。

入店情報

入場料は基本男性5,000円、女性2,000円となっています。早割や前売り回数券、男子学生は1,000引きなどさまざまな割引を行っていました。お店のサイトを見せても割引がつくそうです。

最初の公演は昼の12時30分から始まりました。どの時間から入ってもどの時間から出ても料金は一律で変わらないそうで、私たちは1公演終わったら帰りましたが他のお客さんは残っている人も結構多かったです。

今回行った時のタイムスケジュールは1公演2時間半前後で、1名約30分の出番で5名の踊り子さんが1日4公演行っていました。

劇場内での飲食の持ち込みが可能でした。こういった場所は禁止されているものだと思ったので有り難かったです。(飲食はいつでも行って良いと思いますが、劇中内で飲食をしている人はおらずみんな踊り子さんの出番と出番の間で食べてました。個人的には劇中内はとてもじゃないけど食べられる心情ではなかったです)

 

入店

いざ入店

※基本的に入店後は全面撮影禁止です。

ステージの様式はこんな感じでした。

座席の前列2行は階段上になっており、全席自由なので空いているところに座りました。音響の手前くらいに座ってしまったため、公演が始まった瞬間に結構な音量が耳を痛めましたが終盤は結構慣れました。

靴を脱いでの入場で、床には全面カーペットが敷いてありました。だいぶくつろいで見ることができたのですが、席が恐らく木箱にカーペットを敷いただけの様式になっていたので尻が爆発しました。まさご座に行かれる方は簡易的な座布団を持っていくといいかもしれません。

 

公演

踊り子さんごとに衣装や舞台のモチーフが異なっていました。

私が来た時は

・一人目…レザー衣装、洋画?モチーフ

・二人目…花魁(黒)

・三人目…花魁(水色)

・四人目…花魁(緑)

・五人目…探偵、事件現場モチーフ

でした。花魁がたまたま被っていたけれど実際は公演や踊り子さんによって逐一モチーフが変わるそうです。

30分中の15分は舞台上で音楽に合わせて踊っており、体を巧みに使用して妖艶な踊りをしていました。

体の作りがとにかく美しく、動物で表すと馬のような筋肉としなやかさでした。馬そのもの。

踊っている時、衣装のスカートが「もう見えるじゃん」と思うくらいの短さだったのですがさすがプロ。本当に一度も見えませんでした。

そして徐々に衣装を脱ぎ始めます。脱ぎ方も魅せており、簡単には見させません。そして全部脱いだかと思いきやワンピースのランジェリーを羽織り回転盆に向かいました。全部見えるより布一枚羽織ってる方がエロく見えるのはなんなんでしょうか。

 

回転盆に移った瞬間力強いポーズで客を魅了し、ショーという類でなく一種のパフォーマンスアートのような芸術性を感じました。

そして終盤になると女性器をメインに見せるポーズに移りました。

記憶の中のポーズ集



見た瞬間直感的にやっぱり女性器ってめちゃくちゃグロテスクだと感じました。しかしやっと見れた!という感情が上回り、見えない前提のものが見える一歩手前まで来ているこの瞬間、私の脳内は見たいという思考一直線になっていました。

女性器自体、今の時代はネット上にも転がっておりいつでもみれてしまう時代なのですが、表現一つでこうも心を惹きつけられるのかと感心しました。

ポーズを決めるごとに拍手が起こるのでフィギュアスケートの観戦みたいで面白かったです。

 

そして終演。

と、思いきや最後5分で踊り子さんが全裸に法被姿になって(踊り子の名前が記載している)回転盆の前に現れました。その瞬間に女性器をメインに見せるポーズを惜しげもなく披露しました。特に回転盆から一番近い席の人たちには一人一人丁寧に女性器を見せつけていました。ボーナスタイムだったんですかね。このボーナスタイム時はEDM系の音楽が流れており、ノリノリで女性器を見ることがあまりなかったので不思議な体験をしました。二人目の踊り子さんはBIGBANGのFANTASTIC BABYを流しながら見せていました。BIGBANGもまさか女性器を見せるためのBGMとして使われるなんで想定してなかっただろうな。

ボーナスタイムはえー!こんなに見ていいんですか!と思うと同時にあっぴろげにみせる女性器ってエロさのかけらもないなと感じました。

ふと他のお客さんに目をやるととてつもない笑顔を見せていました。客層は9割一人客男性で強面の方が多かったのですが、あの活力あふれる表情を見たとき性は世を救うなと確信しました。

その後の踊り子さんも大体同じ流れでショーを行いました。体もふくよかな方、しなやかな方から若い方からお年を召した方。乳輪が大きい方から小さい方、陰毛が剛毛の方から剃っている方。さまざまな女性の体を見ることができました。

 

五人目の踊り子さんはかなり印象的で恐らく五人の中で一番若く、とても愛嬌に溢れている人でした。探偵モチーフのショーで、流れは他の踊り子さんと同じなのですが回転盆に移った際に裸で布一枚でくるまり殺害された被害者のようになっていました。その後、おもむろに布の中から虫眼鏡を取り出し、

次の瞬間、虫眼鏡の柄の部分を女性器に挿入しました。

 

!?

 

そのまま自慰行為を見せつけられ人生で初めて女性の自慰行為を目の当たりにし、演技だろうけど人が感じている姿をみてなんとも言えない複雑な気持ちになりました。

その後ボーナスタイムに入る前に、踊り子さんが使用していたパンツを王様ジャンケンで勝ったら渡すというゲームが始まりました。

ジャンケンをし続け、二人の客が生き残り、踊り子さんがその二人でジャンケンをしてくれという提案をしたので成人男性がパンツを巡ってジャンケンをしていました。生まれて四度目くらいの本当に見たくない人の部分をみることができてしまい、客観的には気持ち悪いけど本人たちは心の底から楽しそうにしていたのでよかったです。

勝者が決まりました。踊り子さんが脱ぎたてのパンツを勝者の頭にものすごいスピードで被せており爆笑しました。もちろん満更でもない顔をしていたので幸せそうでなによりです。

 

一通り見終わり、揚げ物を一気に6個食べた時と同じくらいの胃もたれや疲れを感じました。ですが経験の一つとしてストリップショーに行けてとても良かったです。皆さんも一度足を運んでみてください。