大学生の自由帳

ペンギンパニックとエノキ工場の香り

いま自由研に興る黎明の話~これから生まれてくる記事たちの前日譚~

さてもさても、先日の「エクストラステージ2023」は手前味噌ながら素晴らしいものでした。

nujiyucho.hatenablog.com

 

無価値・ナンセンス・新たな試み・衝動性・竹バナナなどが、様々なアプローチによって計画的かつ即興的に表現されたバーリトゥド・ステージ。それが「エクストラステージ2023」であり、我々は活き活きとしてステージをつくりあげていました。

しかし終わってしまえば、あのステージはつよい幻覚のような、しつこい蜃気楼のような何かでした。

 

だってその次の日にはもう、みんな各々の日常に戻って講義・研究・仕事……。

 

日常が、日常して、日常を、日常のまま、日常日常日常でんでん日常日常むしむし…………

 

 

……………………。

 

 

本当にあんなこと、やったっけ?

現実味がありません

 

そうです。何かが足りません。

 

我々はあの2日間で111日分の非日常を摂取してしまいました。

相対的に飢餓状態となったかわいそうな自由研メンバーたち。

カラカラに干からびた外皮の中では、強力な正体不明エネルギーが渦巻きながらぎゅうぎゅうに押し込まれています。

 


エクストラステージ2024がもう始まってしまいました

そんな中、突如としてこんなものが与えられました。

 

なんと「エクストラステージ2024」の企画メモを溜めるスプレッドシートが誕生したのです。まだ1年もあるのに。

 

……オアシスでした。

潤いが、メンバーたちの企画案が、無尽蔵に湧いてきます。

全自動山手線ゲーム

あらかじめ用意した山手線ゲームの音源に合わせて手拍子をする。

 

逆転麻雀中華

一盃口」という名前の中華料理を考える、「魯肉飯」という名前の役を考える、ということを繰り返していき、麻雀と中華を逆転させることを目指す

 

初夏だねぇコンテスト

夏らしいことをよりプリミティブにした行いを「初夏らしいこと」として事前に募集し、ステージで実践する。一番初夏らしいことを提案した人が優勝。(例:目隠ししてスイカの苗を棒でたたく「スイカの苗割り」・浅く張った水で遊ぶ「水たまり開き」)

 

湧いて湧いて、それでも足りなければ自らの案を無理やりつぎ足して。

何かを思いついてしまったみんなが、なりふり構わず企画を書き殴っていきます。

 

エクストラステージで強く揺さぶられた反動なのでしょうか。可能かどうか。意味があるかどうか。そんなことはとっくに振り切られてしまいました。

水平MCクイズ大会

MCが地面と水平になった状態でオーソドックスなクイズ大会をする

 

体は嘘つきだぜ?

誰かに自白剤を飲ませて口をとてつもなく正直にすることで、体を相対的に嘘つきにする

 

参加者は2人。舞台上をそれぞれ歩き回り、目があったら「うわ〜〜〜〜!!!!久しぶり〜〜〜〜〜!!!!」と絶叫し、しばし戯れる。その後急に真顔になり別れる。これを無限に繰り返す。

 

みんながとにかく見境なくつぎ足すので、企画案は爆発的に増えていきます。

そう、爆発。オアシスという表現では生ぬるかったです。

スプレッドシート誕生というビックバンに始まり、急激に広がる「エクストラステージ2024」。刻一刻と多様性を増す企画。宇宙創成期を眺めているかのようでした。

 

そうやって増え続けてきた企画案は全部で

852個あります。(2023年7月10日時点)

 

1か月も経たぬ内に852個です。大学生の自由研究自身の展望をもってしても、企画案が一体どこへたどり着くのか未知数です。

 

企画メモスプレッドシートの外縁は、今もなお自由研の望みを超えたスピードで膨張し続けています。同時に無秩序さも増大の一途をたどり、このままの勢いだと「エクストラステージ2024」は2024年を迎えるよりも先にパンクして、しぼみきったシワシワのステージでシワシワになった企画をシワシワお客さんの前でシワシワ披露することになりかねません。

 


今後は記事が(たぶん)乱立します

そう思ったのかどうかはわかりませんが、とあるメンバーによってこのような提案がされました。

 

当然そうするべきでしょう。

 

宇宙創成期だなんだと熱くのたまいましたが、たった2日間のステージで800個以上の企画を遂行できるはずがないという超基本的な物理的制限をこれまで無視していました。

現にエクストラステージ2023で実行できた企画は、プレ企画や展示系企画を含めても26個。文字通りの桁違いです。

 

ステージでの披露にこだわらなくてもよさそうな企画は少しでもやって、企画数を削らなくてはなりません。

ついでに自由研の日ごろの活動が盛り上がって一石二鳥です。

 

そんなこんなで、いま大学生の自由研究では「とにかく企画メモに書いてあることをいろいろやろう」という機運が高まっている訳です。

 

実際いくつかすでに動き始めていて、企画No.112「レトロニム選手権」の公募が始まったみたいです。

みなさんも思い思いのレトロニムをぶつけて、エクストラステージ2024の一部になってください。

 

そのほか各企画もメンバーのやる気次第では実行されることでしょう。うまくいけば、記録が記事やツイートとして公開されるかもしれません。うまくいかなくても、その様子を衆目に晒す記事が生まれるかも。

なにせ800個以上もあるので、どれか一つくらいはメンバーのやる気フックにかかってくれるはず。何かしらは実現するはずなんです。

 

 

そうです……実現するんです、企画が…………

 

 

えっ!?!?

 

 

こんな企画や!?!?

しっぽり選手権

一番しっぽり感を出せた人が勝ちの選手権

 

あんな企画も!?!?!?

連続恵方円環

恵方巻をぐるぐる回転しながら食べることによって本来離散的であるはずの恵方が連続化し、無限の福徳を持った円形の恵方、恵円が生まれる。めでたい。

 

こ~~んな企画まで!?!?!?!?!?

でんでん太鼓マン

球体が先端についた紐を両手に持ってクネクネすることで、腹部に装着した太鼓に球体を当てて音を鳴らす人間がでんでん太鼓マン。

 

 

実現しちゃうんですか!?!?!?!?!?!?

 

 

楽しみですね。