元桃娘のこむぎんです。
「〇〇娘チャレンジ第二弾:芋娘編」に挑戦しようとしましたが体調が戻って来ず、永遠にアジシオを舐め続ける日々なので、芋に関する別の企画を行うことにしました。
▼ 桃娘チャレンジの記事はこちら
そう、今(当時)は秋!食欲の秋といえば鍋だ!鍋料理といえば……芋煮だ!
と、芋(広義)煮会を開催しました。
本稿の執筆を怠けていたら、すでに冬至を迎え、年の瀬となってしまいました。
若干季節外れであることを最初にお詫びします。
はじめに
── 東北に、「芋煮」という行事があるという。
「芋煮」は里芋の収穫期の秋から冬によく食べられている郷土料理の一つ。「芋煮会」といって河原に鍋や材料を持込み、家族や友人などと一緒につくったり、運動会や地域行事の後などに野外でつくったりするほか、各家庭でもつくり食べられている。
愛知出身の私は初めて芋煮を知ったとき、まさかサトイモを煮込むイベントだとは思いませんでした。
シチュー、ポトフ、ニック・ジャガー……日常的に煮込まれやすい芋と言えば、どう考えてもジャガイモじゃないか。
この時「芋」という言葉は、その多義性において極めて文脈依存的であることに気づきました。
九州の芋焼酎の「芋」はサツマイモを、北海道の揚げ芋の「芋」はジャガイモを、東北の芋煮の「芋」はサトイモを指しているのだから。
「芋」という言葉は、話し手の文化や文脈を聞き手が共有していなければ、聞き手が誤った芋を連想してしまう危険性を孕んでいるのである。つまり「芋」とは、ひとつの単語でありながら、場所ごとに異なる実体を指す文化的変数である。
当然、芋煮の「芋」の解釈はサトイモと決まっているものでもなく、個々人の恣意的な判断に委ねることも可能でしょう。
このような新解釈のもと、「芋(広義)煮会」の実施を決定しました。
芋(広義)煮会
5人の自由研メンバーによって、おもいおもいのおいも(広義)が持ち寄られました。

今回使用していく芋(広義)の正式な名称
第一弾:醤油味芋(広義)煮
一般的な芋煮には醤油派と味噌派の二大派閥があり、火花を散らしていると聞きます。今回は東海から芋煮界隈の平和を願い、両方の味を作ってみることにしました。
まずは醤油味を作っていきます。
調理担当は所用により買い出しに参加できなかった山田に押し付けましょう。

と、ここでセントレアが持ってきたはんぺんが登場。
芋(広義)というよりかは魚肉製品の印象が強すぎるため、山田と私こむぎんにより厳正なる芋(広義)チェックがなされました。

原材料名に芋(広義)が記載されているということで、はんぺんが芋(広義)であることが証明されました。
これで安心して山田に芋(広義)を投入してもらえます。

その後も芋(広義)の加工品の代表格とも言える芋(広義)を茹でたり、

北欧・ノルウェーで造られた芋(広義)が原料の芋(広義)を加えたりなどして、


芋(広義)煮ができました。

おっと、忘れ物がありました。

のり塩味の芋(広義)をふりかけ、



芋(広義)煮の完成です。
盛り付けます。
最後にふりかけた芋(広義)が生姜のようで、木曽路の御膳に出てきそうな、おしゃれな一皿になりました。
えっと、肉?なんでしたっけ、それ。

赤べこに見守られながら実食です!

うまい!
想像以上にうまいです。これには一同にっこりです!(写真では真顔)

そりゃあ、芋(広義)における煮物料理の代表格である芋(広義)を入れたので間違いありませんが、一番は最後に振りかけた芋(広義)がいいアクセントになっていてうますぎる!
鍋の汁気を吸ってなおサクサクとした食感はもちろん、未来の高血圧予備軍としては塩味が本当にたまりません!やさしい鍋料理が芋(広義)を入れることで少しジャンクに、キレのある味わいに変化しています。
今回使用した芋(広義)の中では一番期待していなかった芋(広義)が🏆芋(広義)煮具材MVP🏆をかっさらっていきました!

第二弾:味噌味芋(広義)煮
さっそく山田が第二弾の味噌味芋(広義)煮を作り始めてくれています。
まずは甘い芋(広義)を切って入れていきます。

イタリア製の芋(広義)を入れたり、

芋(広義)王国鹿児島で造られた、芋(広義)初心者でも嗜みやすい甘めの芋(広義)を入れたり、


どろどろの芋(広義)を入れたり、

同じく鹿児島産の紫の粉状の芋(広義)を水で溶いて入れたりしていきます。



ぐつぐつ煮込んでいきます。


すでに奇抜なビジュアルな気がしますが、色味がまだ足りないと思った山田シェフが、紫の粉状の芋(広義)を追加しました。

芋(広義)煮の完成です。

甘い芋(広義)がハロウィンスウィートという品種名でかなり橙色だったのもあり、紫色の汁なのもあり、黒くつややかな芋(広義)が何かの目玉っぽいのもあり、水で溶いた白い粉状の芋(広義)によってどろどろしているのもあり、溢れ出すハロウィン感が赤べこごときではもはや拭いきれません。
10月31日は惜しくも過ぎてしまいましたが、芋煮シーズンの秋の夜長に皆んなで仮装でもして取り囲みたい一品に仕上がりました。
あまりの毒々しいビジュアルに一同ひるんだので、まずは山田が毒味。
黒くつややかな芋(広義)を食べる用のストローがあったので、それを使っていただきます。

まあ、食えそうですね!
盛り付けていただきます!

う
味噌の優しい味と片栗粉のまろやかなとろみを感じるのですが、どうしようもないほど謎の酸味が感じられます。
でも、食える、全然食える……。
うまいと言うにはまずすぎて、まずいと言うにはうますぎる味がします。
なんと黒くつややかな芋(広義)はこの芋(広義)煮において、何の害も及ぼしていません。味がないのです。
そのビジュアルにさえ目をつむれば、白玉か何かだと思って食べれば、全然ありかもしれません。
しかしながら、イタリア製の芋(広義)がまずすぎます。謎の酸味の正体はおそらくこれです。
このイタリア製の芋(広義)はなんと1袋にプレーン、バジル、トマト味の3種類があり、全部絶妙においしいとは言えないのですが、中でもトマトがまずすぎる!ねちょねちょもちっとしてて酸っぱい!ふすまみたいな味する!押し入れで10年くらい寝かした味がする!
それぞれうっすら色がついているのですが、薄すぎてどれがトマトなのか皆目検討もつきません!そのため図らずしてイタリアンでロシアンルーレットをする羽目になってしまいました。
なんせ炭水化物しか食べていないので、なんか気持ち悪いだの、お腹が張るだの、少しくらくらするだのと一同苦しみ始めましたが、イタリア製の芋(広義)を若干押し付け合いながら、完食です。

いや、まだちょっと残っているので余力のある人は食べていただけますか……。
第三弾:デザート芋(広義)煮
最後は甘〜いデザート芋(広義)煮です!
まずは午後ティーを入れて、


先ほども使った黒くつややかな芋(広義)を入れて、


さっと茹でたらもう完成!

芋(広義)を食べる用のストローを使っていただきます!

ちょっと芋(広義)が固いけど普通に美味しいと大好評!先ほどの芋(広義)煮と比べると、なんだかおしゃれなカフェででてきてもおかしくないくらいにおしゃれです!甘い芋(広義)煮ははじめての挑戦でしたが、大成功☆でした!
少し出汁と芋(広義)を変えるだけでデザートにもなるなんて、芋(広義)煮の可能性は無限大ですね!
みなさんも芋(広義)煮会をする際は、あなただけの新しい芋(広義)煮を考案してみてくださいね!
おわりに
桃はどれを食べてもどう食べても甘いだけで最悪でしたが、今回は芋(広義)のバラエティーの豊かさを再確認して皆んなでちょっとした感動を味わう結果となりました!
ぜひ皆さんも次の芋煮シーズンには、おもいおもいのおいも(広義)を持ち寄って、おもいおもいに煮込んでみてください!
あと、私は酒のつまみはいぶりがっこ、和菓子ではずんだ餅が一番おいしいと思っています!好きな方言は福島弁でちょっとわかるし、仙台出身の本郷奏多とかも結構好きだし、おうちのお米はあきたこまちだし、今一番行きたい都道府県は青森県です!
東北出身者の皆さん、怒らないでください!