4年になり、研究室に所属すると環境が変わる。
サークルでも上級生になって偉ぶっていられたのに、また、ヒエラルキー最下級からスタートだ。
大きな変化といえば、周りが大人びていること。
いや、成人しているのだから大人なのは当たり前なのだが、耳に聞こえる言葉遣いが綺麗になっている。
特にトイレの呼び方だ。
同期の男もトイレに行くのに、
「お手洗いに行ってきます」
とか言っていた。
何をお上品ぶっているんだ。
ついこの前までは、
「腹いてぇ、トイレトイレェ」
とかだっただろうに。
世の流れには逆らいたい性分だが、これも一種の社会勉強なので、お腹が痛くなる前にトイレの呼び方を勉強することにした。
[トイレ 言い換え] [検索]
『直接に口にするとショックを与えてしまう言葉を、別の言葉に置き換えて、少しでも直接的な連想をさせないようにする昔の人の知恵である。』
トイレって直接口にするとショックを与えるのか…。なんか、必殺技みたいでかっこいいな。
- 言い換え1
お手洗い
さっきでた。
不浄の手を清めますって意味で使われ出したらしい。
シンプル故に独創性がもの足りない。
- 言い換え2
お化粧直し
トイレに行くのはあくまでも、化粧直しですから!別の用事ですから!
って必死に伝えているように感じてしまう。
それに僕は化粧をしてないから使えない。
- 言い換え3
キジをうつ
今回意味が分からなかったものの1つ。
キジをうつ時にしゃがんでいるからだとか。
それ、キジじゃなくてもよくない?
- 言い換え4
雪隠
雪竇というお坊さんがトイレを綺麗にしていたからとかいう理由らしい。
なんだそのトイレの神様、もとい仏様は。
てっきり雪に隠れてトイレをしていたからかと思ってた。
- 言い換え5
横浜へ行く
意味が分からなかったやつのもう一つ。
なんとも、
横浜の市外局番が
0.4.5
オー.シッ.コ
だかららしい。
まて、滑ったのは僕のせいじゃない。
- 言い換え6
厠
川の上にトイレがあって、川屋から。
非常によくわかる。
さっきのもこれぐらい分かりやすく…
うっ!!!
お腹が!!!!
痛いっ!!!
早く研究室を出てトイレに行かねば…
「す、すみません………
ウ◯コ行ってきますっ!!!」