名古屋大学では毎年6月に名大祭という大学祭が開かれる。
そこでは毎年マスコットキャラクターが生まれては消えていく定めにあった。
しかし2019年、この定めが揺らいだ。
そう、
こいつである。
「こいつ」こと第60回名大祭マスコットキャラクターのふりゃあは、ワンワンとキュウべえを足して名古屋大学で割った見た目をしていることから主にTwitterの社会不適合者の間で話題になり、インパクトがありつつなんだかんだ愛くるしい見た目からそれなりの人気を博した。
その結果か、もしくはマスコットキャラクターの案が毎年集まらないからなのか、どうやら第61回名大祭でも続投する可能性が高い。
まあ名大祭延期or中止になったけどね!!!!!!!!!!本当にできるのかな?????????????????????????
ところで、名大祭実行委員会は毎年HPをリニューアルして過去の記録を消すので、キャラクターに関する過去の記録も(公式HP上には)ほとんど残っていない。つまり過去に存在したキャラクターはその存在が忘れ去られているわけだ。
でもそれはちょっと悲しい。
ということで、ネットの海に存在する、名大祭マスコットキャラクターをいくつか紹介する。
ころくま
第59回名大祭マスコットキャラクター。
見ての通り特にこれといった特徴はなく、可愛いふくよか熊さんかな(?)という印象。
だがしかし着ぐるみの出来がまあ酷く、めちゃくちゃ骨組みが浮き出ていた。全然ふくよか熊さんじゃない。むしろ飢餓。山から里に降りてくるレベル。
名大祭が行われるのは人里なので、そういう意味では正しいのかもしれない。
ゴジッパー
第58回名大祭マスコットキャラクター。
58回だからゴジッパー。ゴジッパーだからジッパーがたくさんついてる。
なんか色々設定があるので一つ読み上げてみる。
58マーク
ジッパーをモチーフにした数字で
58とはいっているよ!
ゴジッパーのアイデンティティー!
なお58にしかアイデンティティーが無いため、第58回名大祭終了とともにアイデンティティーが拡散し、ゴジッパーは跡形もなく溶けて第二グリーンベルトのアスファルトのシミになったという。
とはいえ流石に名前にしかアイデンティティーがないキャラはそんなにいないはずである。
ゴナカイ
......
......アスファルトのシミになったという。
一応名大祭裏実行委員会のツイートのネタにされるという輝かしい功績があった。
どんどん遡って紹介していこう。
ケロにゅん・ニンドくん
第53回名大祭キャラクターケロにゅんと第52回名大祭キャラクターニンドくん。
なんとニンドくん、2年連続で名大祭に登場している。ふりゃあには前例がいたようだ。じゃあ全然消える定めとかないじゃん。
しかし、2年連続で登場しているニンドくんですら現在は存在が抹消されている。
ということは第62回名大祭ではニンドくんと同じく、ふりゃあは抹殺されているかもしれない。
とか言ってたら名大祭や名大生が抹殺されそうな勢いですね.....(2020/4/7 追記)
にゃんたろ
第51回名大祭マスコットキャラクター。
丁度毒クレープ事件から立ち直った時期のキャラ。よく見ると、額の柄がMEIDAIの「M」、右耳の柄が「V」、左耳の柄が「I」で第51回名大祭を想起させるものになっている。さりげなさすぎて気づくのに時間がかかった。
満面の笑みだが、とても人相がいいとはいえない。もしかしたらクレープに毒を盛った犯人かもしれない(偏見)。
ばくー
第48回名大祭マスコットキャラクター。つまり毒クレープ事件の前年である。
製作者によると、
悪い夢を食べて欲しいという想いをこめて、この「ばくー」というキャラクターが誕生しました。
とのこと。
しかし次の年、悪夢は最悪の形で現実になった。
なお、今は今で悪夢が現実になっている(2020/4/7 追記)
ネットの海は広大とはいえど、ネット広報が一般化する前の情報は少なし。今回のキャラクター紹介は、ばくーでお別れとさせていただきます。
それでは有象無象のキャラクター達よ、安らかに眠れ......。そしてどうなるどうする名大祭......。