突然ですが、皆さんブログなど書いたことはありますか?
たいていの場合、ブログの記事って1回では書き切れませんよね。
そこで役に立つのが下書き保存機能で、書きたい記事を一旦下書きフォルダにぶち込んでおけば、記事を非公開にしたまま後からいつでも加筆修正が出来るわけです。
しかし、この機能には一つ問題があります。
それは、下書きしたまま永久に忘れ去られるネタが生まれてしまう(自戒)ということです。
というわけで、当ブログ「大学生の自由帳」の下書きフォルダにもたくさんの賞味期限切れ記事が溜まっています。
さて、そんな中でも特に異彩を放つ記事が3つあります。
この3つの記事は、なんともう1年以上も放置されている上、誰が書いたのか分からないものもあるのです。
今回は、これら謎の未完成記事たちを白日の下に晒していきたいと思います。
未完成だろうと何だろうと、容赦なく中身を見てみるとしましょう。
その1:タイトル「図書館ガチャ〜5月編〜」
「図書館」と「ガチャ」という、プーチン大統領と猿ぼぼ程度の接点しかない言葉同士が見事にマリアージュしたタイトル。
そして「~5月編~」という、
「えっ4月編もあるの?」
と思わせんばかりの巧妙な隠し味も相まって、とても興味をそそられる内容ですね。
早速中身を覗いてみましょう。
以下は、下書きの引用になります。
エステの回メンズエステいってみた - 大学生の自由帳とかでちらっと紹介しているが、中央図書館の入り口には変な機械がある。
それは夢の機械で1日何回でもガチャが出来るのだ。
これでもう、レシート合算でもいいですか?とか気にしなくていい。
一月に一度ぐらい更新されていて、5月の目玉はバーベキュー7点セットだ。
以上です。
さあ、あなたも気付いてしまいましたね。
下書きゆえに、当然オチなんてありません。
何のオチもない時間を僕と過ごす覚悟をしておきましょう。
さて、この下書きで触れられている「エステの回」とは、どうやらこの記事のことらしいです。
この記事によると、名古屋大学中央図書館前の謎のマシンで無限にガチャが出来るらしいのですが、僕が確認したところ現在はもうガチャれなくなっていました。
ただ、謎のマシンそのものは置いてあって、今でも性懲りもなくインターン情報や企業の人材募集情報を垂れ流しています。
名大が企業の手に落ちたことをよく表していますね。
その2:タイトル「私がサークル『大学生の自由研究』を作った理由」
いや面白そうだな。
てかタイトルを見る限り、これより重要な記事なんてこのサイトに存在しないんじゃないでしょうか。
筆者は江坂さん、かの有名な非公認サークル「大学生の自由研究」を発足し、メンコを作ったり大学で釣りをしたりジャパニーズ寿司を空中に舞わせたりした男です。
現在では大学生の自由研究からは身を引き、ミスター名大を自称するなどの活動を行っています。
本日は全学前が池と化したため釣り人が出現し、2017年度前期の授業とともに釣りも解禁となりました。初日から雨で憂鬱ですが、みなさん張り切って行きましょう!ちなみに今日はなにも釣れませんでした。(名大のフィッシングサークルではありません。) pic.twitter.com/dNVVFrDfid
— 大学生の自由研究 (@nu_jiyu_ken9) April 11, 2017
さあ、前置きはこの辺までにして、中身を覗いてみましょう。
果たして、自由研発足のいきさつは最後まで語られるのでしょうか。
こんにちは。
大学生の自由研究メンバーの江坂大樹です。
現在23歳で大学4年生です。(2年休学しました。)
名古屋大学の数あるサークルの中でも、指折りで「よくわからないサークル」と認識されているだろうと、最近は自分でも冷静に考えています。
いままで、このサークルは多くの人に興味を持ってもらいました。一方で、活動内容には規則性がないため、結局なにをしているのかよくわからずに距離を感じている人もいるかもしれません。
今年度は真剣にメンバーを募集し、活動も以前より精力的にやっていこうかという流れになりつつあります。そこで、一度このサークルの過去の経緯を振り返り、より名古屋大学とワールドワイドウェブのみなさんに、冷たい目だけではなく暖かい目でも見てもらえるようになればと思います。
2013年、ラグビー部をやめる
私は2013年の春に名古屋大学に入学し、名古屋大学ラグビー部に入部しました。
高校でもすこしラグビーをやっていて、よさげな同期と先輩方にも恵まれていたため、部活を通して楽しい日々を送っていました。
しかし次第にスポーツに魂を注げなくなってしまったので、入部から10ヶ月くらい経ってひっそりと部活にいくのを辞めました。自分は引き止められると辞められない性格だと思っていたので勝手に辞める形になってしまい、他のメンバーには申し訳なかったです。 最近まで引きずっていましたがそろそろ気にならなくなりました。
そこから急にやることがなくなったので、同じ学部だった久保と、なにかやろうということになりました。
名古屋大学は究極にかったるく、つまらない
そのころはとにかく名古屋大学の文句を言っていたのを覚えています。すべてがつまらなく見えていました。
学生がつまらない(まじめな人しかいない)、建物の配置が無機的すぎる、人の集まるろくな広場がない、構内の道が車のために作られていて人の動きが考えられていない、ビラがつまらない、看板がつまらない、おもしろいサークルがない、変人が少ない、人々が冷めた目つきしかしない等、列挙するときりがないです。
名古屋大学は、本当に余計なものがなにもない、まるでトヨタの車のような大学でした。
それなりに広いキャンパスとは裏腹に、人が生き生きしていない、閉塞感で満たされた息苦しい空間でした。
名大祭も楽しんでいるのは実行委員だけだし、親子向けだし、なんだか高校の文化祭のようだと思っていました。(学生はみんな名大祭期間に旅行に行くことを楽しみにしているのです。)
むかつくことに教授でさえただの連休と思っている場合もあり、ふつうに課題がどかんと出されることもあります。
しかし、これが逆にいいエネルギーになっていました。
「入りたいサークル」がない
部活に行かなくなってしばらくの間は、全学教育棟の掲示板やインターネットを調べて、おもしろそうな団体がないか探していました。
名古屋大学にはたくさんの組織がありましたが、どれもまったくおもしろそうに思いませんでした。たんに自分の興味のある活動をしているところがないということだと思いますが、それだけではなく、どこも組織内でワイワイやりたいだけの雰囲気だけなんじゃないかという気がしていやでした。「とげ」のようなものを探していたのだと思います。(「とげ」というのは無印良品になくて樹木希林にあるものと言ってもいいかもしれません。)
名大には希望がなかったので、ほかの大学にある面白そうな団体ばかりが見えていました。
以上です。
やはり最後までは語られませんでしたね(当たり前)。
しかし、非常に重要な示唆のある下書きだったように思います。
どうやら、我らが自由研は名古屋大学に対する反骨心から生まれたサークルのようです。
あれから1年経ちましたが、果たして今の名大は面白味のある大学でしょうか。
また、
という大変な名言も生まれました。
その3 無題
さあ、いよいよ最後の下書きです。
タイトルもついておらず、誰が書いたのかも分からない、一切が謎に包まれた下書きとなっています。
果たしてどんな物語が語られるのでしょうか。
以下がその内容です。
どうぞ。
以上です。
上半身を愛知県に取って代わられた男の図でしょうか。
いったいどういう意味なんでしょうね。
以上です。