大学生の自由帳

ペンギンパニックとエノキ工場の香り

夢の話

僕は印象的な夢をみたときにはその内容を書き留めるようにしています。誰に見せるわけでもないのですが、読み返すと結構シュールで面白いです。

 

他人の夢の話っていうのはどうでもいい話題ナンバーワンどころか永世七冠ものだと思いますが、今日はその中のいくつかをここに転載します。特にブログに書きたいことがなかったので。だいたい書き留めた内容そのままです。

 

 

2017/6/20

夜中にバイトで何やら高いビルの中に入っていく。ガラス張りで、セキュリティーが厳しいのだが中に入ることができた。外では工場のサーチライトが辺りをオレンジ色に照らし、工業音が鳴り響いている。その音がMinistryみたいでとてもかっこいいと思う(Ministryなんて真面目にきいたことがないのに)。エレベーターで上に登っていくのだが、気づいたら階段を上っていて、人類はもう滅亡寸前でもうこのマンション(このビルはマンションだったのだ)の中にしかいないらしい。携帯の電池が切れそうで、落ちていたガラケーのバッテリーを取り出して使おうとするのだが、充電器を持っていたことに気づき苛立つ。俺の仕事は配電盤を直すことなのだが、あたりには人っ子一人いない。と思ったらおばちゃんがこちらを見てる。ああもう人類は本当にやばいんだな、とふと感じて階段を下りていくと生き残っている人間はみんな堕落していてトランプで遊んでいる。怖くなって上に戻っていると、ついに人間の気配が感じられなくなった。ああ、大変だ、人間に会わなくちゃと思って急いで下に駆け降りるとゼミの●●君が中学校のときの嫌な同級生の××とつるんでいた。なんだよ××なんかと仲良くしやがってと思ってさらに下に降りていくと、ついに人類は滅亡したようで誰もいなくなった。ああなんてことだろう、マンションの出口は俺の家そっくりで、白髪のおじさん(たぶんおじさんだと思うけど年齢がわからない)が道路を走る車を眺めている。なんだ、まだ人間はいたんだと思ってよく見ると車を運転しているのはロボットだ。悲しくなったが、ロボットがいるならひとりぼっちじゃないな。近づこうとするとそこは海で、潜んでいた巨大トゲ菅形生物に口の中を貫かれて養分にされてしまった。(この辺からなぜかビジュアルが大友克洋のマンガっぽくなる)滅茶苦茶痛い。なんだ、せっかく生き残ったと思ったのに。おいおい、図鑑に書いてあるだろう、気を付けろって言ったのに。おじさんが叫んでいる。車はスクラップにされている。目が覚めた。

 

2017/9/9

電車に乗っている。なぜか大きな十字架を抱えている。天井ギリギリの大きさで、横も車内に何とか収まっているくらいの馬鹿でかいものだ。理由はわからないが、どうやら俺はこれを目的地まで運ばなければならないらしい。目的地がどこなのかは知らない。車内には人はまばらで、俺の十字架に気を遣う人も迷惑そうにする人もいない。しかし俺は人の迷惑にならないか心配になっている。早く目的地に着かないだろうか。その時、小学生くらいの男の子の集団が近づいてきた。俺の横の座席に固まって腰掛ける。その中の一人、帽子をかぶっている小太りの奴が話しかけてきた。お兄ちゃん、なんでそんなの持ってるの。苦し紛れに、今は十字架が流行ってるんだよと答えると、向こうにも俺のより一回り小さい、身長の高さくらいの赤い十字架を持っている高校生が目に入った。どうやら本当に十字架は流行っているらしい。小学生は黙ってしまった。夕暮れが車内を橙色に染めている。なんとなく、人間は自分の十字架を立てるために生きているんだよ、とそいつに言った。我ながら陳腐なことを言ったもんだと少し後悔したが、言った内容は間違っていないだろう。目が覚めた。

 

2018/2/21

俺は広い校庭のようなところを歩いている。空が青い。前日に台風が来たらしく、巨大な木が何本も倒れている。その木は本当に大きく、太さは直径で1m強、高さは50m程はあるだろうか。直角に折れて俺の頭の上の方でそのまま止まっている、木が折れるなんて昨日の台風は凄かったんだななんてことを思いながら木の下を通り抜け、校庭を横切っていると向こうから、木が落ちてくるかもしれないから危ない早く逃げてと叫ぶ声がする。確かに普通に考えたらこんな不安定な状態の木がいつ落ちてくるか分からない。しかもこんな巨大な木が俺の上に落ちてきたらおそらく即死だろう。何を呑気に俺はこんな所を歩いているんだ。急にパニックになってあちこち走り回るが、どこに逃げていいかわからない。怖くて怖くてたまらない。いや、さっきの声が聞こえた体育館の渡り廊下の下なら安全だろうと思い、俺は主の祈りを唱えながらそちらに向かって走っていく。見ると体育館の中では体育の授業中らしく、女子学生たちが準備体操をしている。避難指示が出るまでは逃げずに授業をしていてもいいのだろうか。こんなに危険な状態なのにちゃんと授業はするのかと妙な気持になった。目が覚めた。

 

 

こんな感じです。誰か夢分析できる人がいたらどういう意味か教えてください。ちなみに今日の夢は「謎の組織に命を狙われている女の子と仲良くなる」でした。