カシオのキーボードはすごい
カシオのキーボードをご存知ですか。一般にカシオトーンとも呼ばれることも多いんですけども。僕はこのカシオのキーボードたちが大好きです。なにがいいってカシオは楽器メーカーじゃないからなんです。計算機のメーカーなんです。
↑これが一番著名な1981年くらいに売られていたvl-tone(vl-1)
なんで計算機メーカーが楽器を作り始めたのかは全然理解できないのですが、とりあえずカシオのキーボードは音がすごいんです。
カシオのキーボードは音がすごい
自分はpt-31とsk-100という機種を持ってていたことがあるのですが、正直どれも名前が変わるだけで同じすごい音が出ます。このすごい音はなかなか文では伝えられないので、絵で伝えます。
当時、日本ですごかったYMOというシンセサイザー(キーボードのかっこいい名称)とかを使う人たちがいたのですが、その人たちがよく使っていたプロフェットというシンセサイザーはこんな感じです。
カラフルで、いろんな音色があって厚みのある音です。
これに対して計算機メーカーが出したキーボードの音はこんな感じです。
ペラペラのデジタルって感じの音です。例えるなら、安い目覚まし時計のピピピピッって感じの音です。
これで伝われば幸いですが、カシオのキーボードの音はすごいです。
カシオのキーボードはサイズ感がすごい
ほとんどが電池駆動で、鍵盤はびっくりするくらい小さいです。これもどれくらい小さいかは文では伝わりにくいので、絵で伝えます。
かなりズームしてますが、鍵盤が指に対して結構余裕のある感じです。
これに対して計算機メーカーの鍵盤
こんな感じでサイズ感がすごい小さいです。めちゃめちゃ弾きにくい。
カシオのキーボードは、やはり電卓から派生したという流れがあるからなのかもしれませんが、さっとカバンに入る携帯性を備えています。どこでも自分が大好きな音がでる鍵盤を持ち運べるなんて幸せですよね。
最後にカシオのキーボードを一番かっこよく使いこなしてる僕の大好きなLaraajiというミュージシャンの動画をシェアしておきます。
カシオのキーボードはすごい。